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新しいビジネスを考える上で抑えておきたい、人が人生で求めている8つのこと

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本日、TechCrunchでマチマチというサービスの資金調達についてリリースが流れました。

歩ける範囲のご近所さん限定、地域SNS「マチマチ」がシードで6000万円の資金調達、全国展開開始 | TechCrunch Japan


このマチマチ以外でも最近はメルカリ アッテなど地域ベースで人と人の結びつきを強めることが出来るサービスが増えてきている印象です。

これは人が根源的に人と繋がっていたいという欲求を持っているからだと思います。今はインターネットによってオンラインで繋がることは容易になりましたがオフラインでの繋がりはまだまだこれからということなのかなと、いうことを思いました。

今回は、こうした人と繋がりたいという欲求を含めて、人が人生において求めていることを8つ挙げていきます。

1. 人は繋がりを作りたい(より密接にしたい)と考えている

Facebookのようなサービスが人気なのは、当たり前ですが自分の友人と持っている繋がりを強固にしたり、新しい人との繋がりを作ることが出来るからです。ABCクッキングなどオフラインでのスクールが多少高くても需要が消えない一つの原因は単に新しいことを学べるだけではなくて、そこで料理を趣味としている人などと知り合えるからです。

2. 人はよりお金を稼ぎたいと考えている

Udacityというサービスをご存知でしょうか?このサービスはUdemyやKhanAcademyと並ぶMoocの代表的サービスです。このサービスで唯一有償で提供しているのがプログラミング学習のマイクロディグリーが取得できるコンテンツです。他のコンテンツではマネタイズが出来ず、利用者の脱落率も高い中でプログラミングについては、メンターを置いてきちんと対価を払って、コンテンツを修了してもらう。というモデルが上手く行き始めています。

なぜこれがうまくいくかというと、プログラミングを学んでプログラマになって(アメリカでは)高給取りになりたいという需要が大きいからです。
ニューヨーク発で最近$12Mを調達したSkillShareというオンラインラーニングサービスも同様にクリエイター専門のオンラインスクールへと焦点を絞っています。なぜかというとクリエイターになればお金が稼げるので、そこに投資をする人が居るからです。

3. 人はよりお金を上手に使いたいと考えている。

セールに人が集まるのも、SkyScannerのような比較サービスの人気があるのも、人がお金を上手に使いたいと思っているからです。MoneyForwardやZaim、Mint.comのようなサービスに人気が出るのも同様です。

4. 人はより時間を上手に使いたいと考えている。

お金を上手に使いたいというのと同様に人は時間を上手に使いたいと考えています(収入によってどちらをより重要視するかは変わりますが)。

5. 人は新しいこと、面白いことを体験したいと考えている。

上記で、人はよりお金を稼ぎたいと考えていると書きましたが、多くの人にとってそれだけが仕事を選ぶ理由にはなっておらず、より面白い仕事をしたいというやりがい面も大事ですよね。また新しいことに挑戦出来るからという理由で違う業種に転職したり会社を起こしたりします。
もっと小さなことでいえば、旅行も新しいことや面白いことを体験したいからするし、AirBnBUberを使ってみるのも新しい体験がしたいからです。
こうした新しい体験をしたいという需要があるのでClassPassやグルーポンなどは伸びたと言えます。

6. 人は人気者になりたいと考えている。

おしゃれをするのは、例えば女の子から人気を得たい、同姓から人気を得たいからですね。あまりリアルでは人気のない人が例えばソーシャルゲームで時間とお金を使ってゲーム内で人気者になろうとしたりもします。Instagrammerはよい写真をアップして人気を得ようとします。YouTuberは面白い動画をアップして人気を得ようとします。

7. 人は何かをマスターしたいと思っている。

人は何かに通じていたいと思っています。それを職業にするかは別ですがテニスが趣味で毎日練習をし続けたり、料理を勉強したり、英語を勉強したりします。特にそれがお金につながらなくてもたいていの人は何かやりたいことがあってそれをマスターしたいと思っています。新しいことを体験したいという考えの方が強い人だとすぐ飽きて、次の趣味を見つけたりしますが、そうでない人はずっと同じ趣味を続けていきます。

8. 人は楽をしたいとおもっている。

人は何かをマスターしたかったり、もっとお金を稼ぎたかったり、面白いことをしたかったりしますが、同時に楽をしたいと思っています。英語を勉強するなら楽に身につけたいと思っているし、テニスはもっと楽して上手くなりたい、と思うし料理も手っ取り早くプロ級になりたいと思ったりします。

まとめ

個人的に思うのは、こういった人の持っている欲求の内複数を同時に満たしたサービスが結構うまくいくのかなということです。

例えばUberはタクシーよりも少し高いですが楽をしたいという需要と、時間を上手に使いたいという需要を抑えています。
オンライン英会話スクールの場合は、何かをマスターしたいという需要と、お金を上手に使いたいという需要は満たしてますが、オフラインの場合のように人との繋がりを作るという点では弱いです。だからオフラインの繋がりを重視する人の中にはオンライン英会話スクールでも教室を持ってやった方がいい、と話す人も居ます。

今回はビジネスを考える上でと書きましたが、プライベートであっても人と自分の求める欲求には随分違うのでそれを常に意識しようと考えた次第です。

例えば僕の場合は、「新しいことを体験したい」という欲求が結構強いのかなと思っています。だから海外ノマドになって色々な都市に滞在するとか、新しい会社を作るといったことに非常に興味を持ちます。

でも日本でパスポートを持っている人が25%以下だったりするのも、ほとんどの人は実は新しいことをしたい欲求はそんなに強くないからなのかもしれませんね。

皆さんはどんな欲求を強く持っていますか?

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