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世界中に広がる多国籍企業の英語公用語化の波

The Economistの記事"The English empire | The Economist"にて、レノボを始めとして世界中の多くの企業でEnglishnization(英語公用語化、楽天三木谷社長の造語だが今やハーバードの教授も使う言葉に)が進んでいるということが書かれています。

以下、記事の簡単な概要紹介

記事では、現在英語を公用語化しているLenovoのCEOは40歳になるまで英語が全く話せなかったが、Lenovoが2005年にIBMのパソコン事業を買収して以降、家をアメリカに移し英語のチューターをつけ鬼のように勉強をして今では、全てのビジネスミーティングを英語をこなすようになったというエピソードが紹介されています。

また、ヨーロッパの多国籍企業へも英語公用語かの波はどんどん広がっており、特にドイツとフランスではかなり多くの多国籍企業が既に英語公用語化をしているそうです。

ルフトハンザ航空では50人いる経営陣のほぼ全員がドイツ人にも関わらず英語公用語かを決めています。

また中国では、英語話者でない限り、優秀なマネージャーを採用することは困難で、Lenovoに続いてHuaweiも英語を社内の第二言語と位置づけ従業員に英語学習を強く進めています。現在中国全体では3億人が英語のレッスンを受けているとのことです。

多国籍企業でこうした流れが起こっている理由は明確で、英語であれば超優秀な社員、経営陣の採用がしやすく、また海外チームのマネージもしやすく、海外企業を買収、合併もしやすいからです。特に人口がこれから減る日本ではこれは重要だろうと述べられています。

記事内では楽天の三木谷社長が英語を利用することで地位に関係ない自由な発想が出来るようになる。と話していることを取り上げ、実際にボストンコンサルティンググループの調査でドイツの多くの企業が英語公用語かによってビジネスのスピードが上がったと述べたことが記載されています。

一方で、社内で英語が出来ない人が自信をなくしたりと、混乱も起こるとも述べられていて上司が上手く英語学習中の社員のモチベーションを上げていくような努力が必要だと述べられてます。

最後に、英語がどんどん広がったとして、かなり流暢に英語を話す非ネイティブでもネイティブのように細かいニュアンスは伝えられない。と、安穏な見方をしているネイティブは、実際の会議で英語が出来ることだけに安住して実際に達成するべきことがおろそかにならないように。と皮肉ぽっく締めくくられているのがEconomistぽく面白い記事です。

日本だけでなく世界中で英語公用語化が広がっている事実

英語の公用語化はこのように日本だけでなく今や世界中の多国籍企業に広がっています。例えば、今働いている企業で急に英語公用語化が決まるという流れもここにあるように必要性が高い日本でも大量に起こるだろうと思います。

ポジティブに考えるのか、ネガティブに考えるのか

これをポジティブに考えるのか、ネガティブに考えるのかは別れるかと思いますが、学生の方であれば、是非今のうちにリンガルボックスなどを始めとするオンライン英会話などを利用して英語は確実にものにしていくことをオススメします。

多国籍企業で働くには、英語が必須とこれからなるしまだ英語が公用語化されておらずとも、企業も将来的にそうなる可能性を踏まえて採用すると考えられるからです。

そうしたときに、まだ圧倒的に英語が出来る人が少ない日本では英語が出来るだけで一気に低い倍率の中で戦えるようになるのです。

また、現在多国籍企業に勤めている方も近い将来急に英語公用語化して慌てず逆に周りに差をつける意味でも今から英語をしていく意味は高いと言えます。

総じて言えることは、この流れは今後早まりはしても決して変わらないと思うので、この流れを上手く利用するかを考えるのが良いかなと思います。