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EduTalk

教育に関するテクノロジーやスタートアップ、考えたことについて発信中。

新しいビジネスを考える上で抑えておきたい、人が人生で求めている8つのこと

考察

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本日、TechCrunchでマチマチというサービスの資金調達についてリリースが流れました。

歩ける範囲のご近所さん限定、地域SNS「マチマチ」がシードで6000万円の資金調達、全国展開開始 | TechCrunch Japan


このマチマチ以外でも最近はメルカリ アッテなど地域ベースで人と人の結びつきを強めることが出来るサービスが増えてきている印象です。

これは人が根源的に人と繋がっていたいという欲求を持っているからだと思います。今はインターネットによってオンラインで繋がることは容易になりましたがオフラインでの繋がりはまだまだこれからということなのかなと、いうことを思いました。

今回は、こうした人と繋がりたいという欲求を含めて、人が人生において求めていることを8つ挙げていきます。

1. 人は繋がりを作りたい(より密接にしたい)と考えている

Facebookのようなサービスが人気なのは、当たり前ですが自分の友人と持っている繋がりを強固にしたり、新しい人との繋がりを作ることが出来るからです。ABCクッキングなどオフラインでのスクールが多少高くても需要が消えない一つの原因は単に新しいことを学べるだけではなくて、そこで料理を趣味としている人などと知り合えるからです。

2. 人はよりお金を稼ぎたいと考えている

Udacityというサービスをご存知でしょうか?このサービスはUdemyやKhanAcademyと並ぶMoocの代表的サービスです。このサービスで唯一有償で提供しているのがプログラミング学習のマイクロディグリーが取得できるコンテンツです。他のコンテンツではマネタイズが出来ず、利用者の脱落率も高い中でプログラミングについては、メンターを置いてきちんと対価を払って、コンテンツを修了してもらう。というモデルが上手く行き始めています。

なぜこれがうまくいくかというと、プログラミングを学んでプログラマになって(アメリカでは)高給取りになりたいという需要が大きいからです。
ニューヨーク発で最近$12Mを調達したSkillShareというオンラインラーニングサービスも同様にクリエイター専門のオンラインスクールへと焦点を絞っています。なぜかというとクリエイターになればお金が稼げるので、そこに投資をする人が居るからです。

3. 人はよりお金を上手に使いたいと考えている。

セールに人が集まるのも、SkyScannerのような比較サービスの人気があるのも、人がお金を上手に使いたいと思っているからです。MoneyForwardやZaim、Mint.comのようなサービスに人気が出るのも同様です。

4. 人はより時間を上手に使いたいと考えている。

お金を上手に使いたいというのと同様に人は時間を上手に使いたいと考えています(収入によってどちらをより重要視するかは変わりますが)。

5. 人は新しいこと、面白いことを体験したいと考えている。

上記で、人はよりお金を稼ぎたいと考えていると書きましたが、多くの人にとってそれだけが仕事を選ぶ理由にはなっておらず、より面白い仕事をしたいというやりがい面も大事ですよね。また新しいことに挑戦出来るからという理由で違う業種に転職したり会社を起こしたりします。
もっと小さなことでいえば、旅行も新しいことや面白いことを体験したいからするし、AirBnBUberを使ってみるのも新しい体験がしたいからです。
こうした新しい体験をしたいという需要があるのでClassPassやグルーポンなどは伸びたと言えます。

6. 人は人気者になりたいと考えている。

おしゃれをするのは、例えば女の子から人気を得たい、同姓から人気を得たいからですね。あまりリアルでは人気のない人が例えばソーシャルゲームで時間とお金を使ってゲーム内で人気者になろうとしたりもします。Instagrammerはよい写真をアップして人気を得ようとします。YouTuberは面白い動画をアップして人気を得ようとします。

7. 人は何かをマスターしたいと思っている。

人は何かに通じていたいと思っています。それを職業にするかは別ですがテニスが趣味で毎日練習をし続けたり、料理を勉強したり、英語を勉強したりします。特にそれがお金につながらなくてもたいていの人は何かやりたいことがあってそれをマスターしたいと思っています。新しいことを体験したいという考えの方が強い人だとすぐ飽きて、次の趣味を見つけたりしますが、そうでない人はずっと同じ趣味を続けていきます。

8. 人は楽をしたいとおもっている。

人は何かをマスターしたかったり、もっとお金を稼ぎたかったり、面白いことをしたかったりしますが、同時に楽をしたいと思っています。英語を勉強するなら楽に身につけたいと思っているし、テニスはもっと楽して上手くなりたい、と思うし料理も手っ取り早くプロ級になりたいと思ったりします。

まとめ

個人的に思うのは、こういった人の持っている欲求の内複数を同時に満たしたサービスが結構うまくいくのかなということです。

例えばUberはタクシーよりも少し高いですが楽をしたいという需要と、時間を上手に使いたいという需要を抑えています。
オンライン英会話スクールの場合は、何かをマスターしたいという需要と、お金を上手に使いたいという需要は満たしてますが、オフラインの場合のように人との繋がりを作るという点では弱いです。だからオフラインの繋がりを重視する人の中にはオンライン英会話スクールでも教室を持ってやった方がいい、と話す人も居ます。

今回はビジネスを考える上でと書きましたが、プライベートであっても人と自分の求める欲求には随分違うのでそれを常に意識しようと考えた次第です。

例えば僕の場合は、「新しいことを体験したい」という欲求が結構強いのかなと思っています。だから海外ノマドになって色々な都市に滞在するとか、新しい会社を作るといったことに非常に興味を持ちます。

でも日本でパスポートを持っている人が25%以下だったりするのも、ほとんどの人は実は新しいことをしたい欲求はそんなに強くないからなのかもしれませんね。

皆さんはどんな欲求を強く持っていますか?

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ja.lingualbox.com

React(Flux)アプリをPolyglot.jsで多言語化する

Ruby on Rails React プログラミング

f:id:atsuhio:20160604221943p:plainリンガルボックスでは、現状のスタックは下記のようになっています。サーバーレンダリングは行っていません。

クライアントサイド: Flux(Alt.js) + ReactRouter + Webpack + Polyglot.js(多言語化)
サーバーサイド: Rails + Active Model Serializer

Polyglot.jsよりもUS Yahooのreact-intlの方が有名かと思うのですが、僕がRailsi18nの方法に慣れていることもあって同じように書けるPolyglot.jsを選びました。Polyglot.jsはAirBnBオープンソースとして公開してるパッケージでAirBnBの多言語化に利用されています。


今回はこのスタックで、多言語対応をどのように行っているのか簡単に書いていきます。

1. 各言語のロケールをlocalesフォルダーに保存

現状はlocalesフォルダーにen-US.js、ja-JP.js、es-ES.jsなど言語別にファイルを保存しています。

例えばこんな感じです。

export default {
  messages: {
    keywords: "aprender Inglés online, aprender a hablar Inglés, Cursos online de Inglés, Cursos de Inglés",
    description: {
      default: "Aprenda a falar inglês online com professores Filipinos certificados, o LingualBox oferece lições de alta qualidade por preços acessíveis começando a US$2 por seção. Comece suas suas aulas grátis agora."
    }....
}

2. localeの判断

リンガルボックスの場合ですが、ログインしてないユーザーに関してはサブドメインに併せて言語を変更しています。サブドメインが"ja"だと日本語、"www"だと英語、"pt"だとポルトガル語という具合です。ログイン後のサブドメインは必ず"www"になるようにしていて、cookieにlocale情報を保存しています。

3. 必要な言語の翻訳だけを読み込んで、AltBootstrapでLocaleStoreに渡す

Alt.jsにはAlt.bootstrapというメソッドがあってここで、Storeに任意の初期データを保存することが出来るようになっています。
このメソッドを使ってページが表示される前にStoreに必要な言語の翻訳を渡しています。

// localeには2で書いたようにサブドメインやCookieのLocaleに併せて'en-US'、'es-ES'といった文字列をいれています。

const { messages } = require(`./locales/${locale}.js`).default; // localesフォルダから翻訳を取ってきて

const storeData = {
  LocaleStore: {
    currentLocale: locale,
    messages,
  },
};

alt.bootstrap(JSON.stringify(storeData)); // LocaleStoreに翻訳を渡してます。

4. App.jsからChildContextにPolyglotインスタンスを渡す

リンガルボックスでは下記のようにして、ChildContextに翻訳データを渡しています。

getChildContext() {
    const polyglot = new Polyglot();
    polyglot.extend(this.state.i18nMessages);
    return {
      polyglot,
      ....
    };
  }

こうすることで、Component内で、下記のように翻訳を表示出来ます。

render() {
  const {polyglot} = context
  return <p>{polyglot.t('general.loading')}</p>;
}

5. 言語の変更

リンガルボックスの場合は、言語を変更した場合に都度Rails API側から翻訳データを取ってくるという風にしています。

■LocaleActions

import alt from '../alt.js';
import LocaleApiUtils from '../utils/LocaleApiUtils.js';
import logError from '../utils/logError.js';

class LocaleActions {
  constructor() {
    this.generateActions(
      'switchLocaleSucceeded'
    );
  }

  switchLocale(newLocale) {
    LocaleApiUtils.fetchMessages(newLocale).then(
      (data) => {
        this.switchLocaleSucceeded({
          locale: newLocale,
          messages: data.messages,
        });
        document.body.lang = newLocale.split('-')[0];
      }
    ).catch(logError);
  }
}

export default alt.createActions(LocaleActions);

■LocaleStore

import alt from '../alt';
import LocaleActions from '../actions/LocaleActions.js';
import UserActions from '../actions/UserActions.js';
import cookie from 'cookies-js';

const THREE_MONTHS = 7948800;

class LocaleStore {
  constructor() {
    this.bindListeners({
      onSwitchLocaleSucceeded: LocaleActions.SWITCH_LOCALE_SUCCEEDED,
      ....
    });
    ....
  }
  onSwitchLocaleSucceeded(data) {
    cookie.expire('_locale', { domain: baseDomain })
      .set('_locale', data.locale, {
        domain: 'lingualbox.com',
        secure: true,
        expires: THREE_MONTHS,
     });
    this.currentLocale = data.locale;
    this.messages = data.messages;
  }
  ....
}

Rails側は例えばこんな感じです。

def fetch_messages
    query_params = CGI::parse(request.query_string)
    locale = query_params['locale'].first || 'en-US'

    json_file_path = Rails.root.join('public', 'js_locales', locale + '.json')
    messages = open(json_file_path) do |io|
      JSON.load(io)
    end
    render json: {
      messages: messages
    }
end

後は取ってきた翻訳データをStoreに保存して、Componentに反映するという通常の流れで言語変更が簡単に出来ます。

まとめ

Railsi18nをするのに比べて割と大変だったので、記事にしました。Fluxアプリの多言語化を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

Reactに詳しい方、記事についてご意見や、もっと良い方法などあればTwitterでご指摘いただけると嬉しいです。id: @atsuhio

ノマドなあなたにオススメ!Nomad Listから派生して出来たリモートワーク専門の求人サイト「remote ok」

スタートアップ フリーランス 海外スタートアップ ノマド

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「remote ok」はリモートワーク専門の求人サービス

さて、先ほどですがデジタルノマドが滞在するのに適した都市を絞込出来るサービス「Nomad List」について紹介しました。

atsuhiro.hatenablog.com

上記の記事内でNomad Listが本日(2016年6月3日)リニューアルしたことを書きましたが、それに併せてリモートワーク専門の求人サイト「remote ok」が公開されました。分かりやすいネーミングですね。

このサイトまだ出来たばかりなのですが、まだ機能は少ないのですが既にAuth0やBalsamiq、Spreedlyなど多くの有名なスタートアップが仕事を公開しています。

例えば、下記はDevというカテゴリーに分類されている仕事一覧です。

f:id:atsuhio:20160603183958p:plain

掲載されている仕事をクリックすると、下記のように詳細を見ることが出来ます。

f:id:atsuhio:20160603184126p:plain

出来たばかりなので改行がちゃんと反映されてないようですね。

マネージャー職の募集も

面白いと思うのは、日本だとデジタルノマドで重要性の高い仕事が出てくるイメージあまりないのですが、マネージャーレベルの仕事の求人もかなり多くでていることです。下記がExecというフィルターを書けた場合の結果です。

f:id:atsuhio:20160603184435p:plain

GitHub社がマネージャー職を募集してますね。

給与はどのくらい?

こうした仕事でどれくらいの給与を得られるのでしょうか? remote okではタグ別で給与額ランキングを出しています。

f:id:atsuhio:20160603185217p:plain

例えばGoエンジニアだと97500ドル程度、Pythonエンジニアだと90000ドル±30000ドル程度、Rubyエンジニアだと87500ドル±26000ドル程度。という結果が出てきます。アメリカの給与体系が基準にされているのか日本に比べて大分高額なのではないでしょうか?

海外で自由に働くというニーズは日本だけでなく世界中で拡大しているので、このサービスも今後より多くの掲載情報が集まってくる可能性は高そうです。

既にある程度経験のある場合でないと、リモートワークの求人で採用されるのは難しいかと思いますが、既に経験のあるエンジニアやデザイナーの方は是非こちらのサービスをご利用されてはいかがでしょうか?


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海外中長期滞在を考えている人、海外ノマドを検討している方はNomadListを活用しよう

海外スタートアップ フリーランス ノマド

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皆さんは、NomadListというサービスをご存知でしょうか?
このサービス、Product Huntで#1になったこともあるサービスで、世界中の各都市を「生活コスト」、「ネット速度」、「Wifiの充実度」、「安全性」、「気候」、「英語の通じやすさ」など様々な指標で絞り込み、ランキング形式で見ることが出来るサービスです。

僕がチェンマイと台中に滞在したことについて先日2件の記事を書きましたが、チェンマイを選んだ理由の一つにこのNomad Listで長い間ずっと一位だったこと(2016年6月3日時点でも1位) が大きいです。世界の中で一番評価されている都市を最初に見ておけば基準が作れるので。

例えばですが、

本日時点(2016年6月3日)でのランキングは下記のようになっています。

f:id:atsuhio:20160603182027p:plain

これを、例えば生活費がそれなりに安く、中規模都市で安全、かつビーチがあるところという風にフィルターをかけると下記のように4つの都市が出てきます。

f:id:atsuhio:20160603182324p:plain

ちなみにこのNomad Listですが本日(2016年6月3日)リニューアルが行われた結果、ノマド向けの都市だけではなくて住むのに適した都市、長期滞在に適した都市、1日25ドル以下で過ごせる都市、女性の一人旅にオススメな都市、独身男性にオススメの都市など色々な条件で都市を見つけられるようになりました。

僕はこのサイトを参考に、次はベルリンかバルセロナに中期滞在したいなぁというようなことを考えています。
皆さんの興味のある都市はいかがでしょう?海外移住や、バックパッカーノマドに興味のある方は是非見てみてはいかがでしょうか?

僕自身はセブをベースにオンライン英会話のリンガルボックスを運営しています。ノマドしながら海外に興味があって英語を身に着けたいという方は是非ご覧になってください。

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業界の中の人が考える、オンライン英会話で主流の毎日1回プランの問題点

英語学習 英語教育 ビジネス 考察 オンライン英会話

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業界で主流の毎日1回プランの何が問題か書きます

※筆者自身オンライン英会話スクールを運営しています。その視点からの記事となります。

オンライン英会話を使ったことがある方ならご存知かと思いますが、オンライン英会話業界の現在の大手企業のほとんどは下記のような仕組みを取っています。

1. 毎日1回、2回など1日当たりのレッスン回数の異なるプランを提供
2. レッスン予約回数を制限(レッスンを1件予約すると、そのレッスンが終わるまで次のレッスン予約が出来ないなど)

回数制のチケットを購入してレッスンを受けると25分のレッスンで250円〜500円程度がかかりますが、この仕組を利用しているスクールなら1回あたり180円-250円程度程度と毎日レッスンを受講出来る方にとって半額ほどの値段で受けることも出来てしまいます。とてもお得な感じですよね。

でも実際のところ、毎日レッスンを受けるような人は少数派で平均すると月10回程度しかレッスンは受講されてません。
だからこそオンライン英会話スクールは毎日1回、2回のプランを格安で提供できています。

これの何が問題なのでしょうか?

フィリピン人英会話講師の給与について

業界にいない人にとって、フィリピン人英会話講師がどの程度の給与を得ているかというのは結構謎に包まれているのではないでしょうか?中にはフィリピンの平均一人あたりGDPは3000ドル程度なので、日本の1/10ぐらいの給与水準だと思われる方もいるようです。

ただ、フィリピンは日本とは異なり貧富の差が激しいので高学歴者であれば日本人と同じかそれ以上の給与の人も珍しくありません。オンライン英会話講師は大卒以上か大学在籍中の人を採用しているのが普通ですのでそうすると、安いスクールで学生講師の時給が300円程度、ビジネス英会話だと1000円近い給与を払っていたりします。フィリピンはBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)で世界シェア1位で、アメリカ資本のコールセンターが結構高い給与を払っているので、それに併せてオンライン英会話の講師の給与も年々上昇傾向にあります。

それを踏まえて毎日1回レッスンを受けるとどうなるかというと、仮に消費税を除いた支払額が5800円とすると、大体給与と支払額がほぼ同じ(粗利0)となります。

サービスの質が高まると利益が減ってしまう収益構造

実際のところこれがどういう数値になっているかというと、例えば上場しているレアジョブだと売上が27億円に対して、講師の原価が8.6億円程度というデータを出していて、これを踏まえると、一人の生徒が受けるレッスン数は大体30回の内の1/3だろうということになります。月10回程度ですね。

最終的にレアジョブの場合だと海外投資などをしなければ営業利益率が売上の10%ぐらいになるようです。先生の管理費やサポートにも結構お金がかかるからですね。

ここから本題に入ると、現状オンライン英会話業界の問題はレッスンの質を上げたり、生徒がもっとレッスンを受けたくなるような仕組み作りを作りづらいという点です。

なぜかというと、そういう仕組みを作って今月に10回だけレッスンを受けている生徒が11回受けるようになったりすると、レッスン原価だけでも利益の1/3が消えてしまうからですね。管理コストも同様に上がることを考えたらもしかしたら利益の2/3が無くなるかもしれません。そして30回の内の1回というのは今より少しでもサービスの質を良くすると上がってしまうんじゃないかと思います。

例えば、現状のオンライン英会話スクールでスマートフォンで簡単にレッスンを受けられるような仕組みを持っているところや、スマフォアプリからレッスンを予約出来るようにしているところはほとんどありません。なぜかというと、スマフォアプリで簡単に予約出来たりすると生徒一人当たりのレッスン回数が増えるからですね。アプリ開発と維持にもコストがかかります。

予約の仕組みも何年間もアップデートされない会社がほとんどです。今より予約しやすくして、予約回数が増えると利益が減るからです。

一人当たりのレッスン予約数が制限されているのも同様です。そうすることで人気の先生の数日先のレッスンを予約してくれれば、そのレッスンまでの間の日にはレッスンが入らずレッスン回数を低く抑えられるからですね。(実際人気の先生は3日先でないと予約出来なかったりするのは普通のことです。)

このように、毎日1回プランのような一見安く見えるプランを提供することによって、オンライン英会話スクールはサービスを改善するためのモチベーションが低くなる、という結果が発生しています。

生徒側にとってもデメリットが大きい

また、予約回数を制限するというのは、英会話を勉強している方からするとモチベーションを削いでしまう仕組みなのではないでしょうか?実際リンガルボックスに届くお問合せでも「予約制限は何回でしょうか」という質問がよくあります。

もちろん企業なので、より多くの利益を上げるための仕組みを作るのは当然のことです。ただ、個人的に思うのは利用者側にとってより良いサービスを作らないことによって利益を上げるというのはあまり業界として健全ではないなということです。

実を言うと、リンガルボックスも運営開始当初は右に倣えで毎日1回プランや毎日2回プランを提供していました。

ただ、運営していく中で上記のようなことを思って現在のチケット制に料金体系を移行した経緯があります。チケットを使いきっても利益が出るような料金にすることで、サービスの改善により力を注げるからです。

と言いつつ、現状リンガルボックスのサービスがこうした毎日1回のプランを提供している会社に比べて勝っているかというとそうでないのが辛いところですが、現状開発を進めているいくつかの新機能が公開されると教材の充実さの面以外では、リンガルボックスの方が良くなるのではと考えているので今後にご期待下さい笑

まとめ

割とネガティブなことを書きましたが、毎日1回レッスン受けられ、サービス内容に関わらずモチベーションも続くという方であればより安いところを選ぶというのが良い選択肢な気がします。毎日1回受けるの厳しいなという方は、そうしたスクールよりも予約制限がない回数制のところを選んだ方がお得な場合もあるので、それも踏まえて検討しましょう。

僕が企画、開発、運営を行っているリンガルボックスも検討のテーブルに上げて頂けると嬉しいです。(リンガルボックスは、チケット制で、予約制限なしという形態を取っています。また発音評価機能があるスクールはリンガルボックスだけです。)

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チェンマイで海外ノマドするなら「The Bliss Hotel」&「C.A.M.P」の組み合わせがオススメ

先日、台湾・台中でノマドしてきたけどあまりオススメ出来ない場所だったとネガティブ記事を書きましたが、今回はポジティブな内容です。
海外ノマド女子さんのブログなど色々な場所で海外ノマドにオススメと言われているチェンマイについてです。

gigazine.net


僕は、2015年の11月半ばから12月下旬までと、2016年4月の計2ヶ月をチェンマイで過ごしてきました。
なんでこの時期に行ったかというと、世界でも有名なお祭りコムローイ祭りが11月下旬に、ソンクラーンが4月にあったからです。

チェンマイは今でこそ順位が落ちていますが以前はNomad Listで世界の都市の中でも一位をずっとしていた場所で世界中から多くのデジタルノマドが集まっています。だから僕がそれ以前に滞在していた台中市とくらべて圧倒的に大きなノマドコミュニティがあります。

そんなノマドな方々が集まっている場所がMayaという富裕層向けモール内に入っている「C.A.M.P」というコワーキングスペースです。

「C.A.M.P」については、下記のDots Nestさんの記事に詳しく書いてあるので是非ご覧になってください。

チェンマイのコワーキングスペース「C.A.M.P. 」はノマドワーカーにおすすめの仕事場だった | Dots Nest

この「C.A.M.P」を僕は拠点にして開発を行っていました。24時間オープンしていることと、AISのSIMカードを持っていれば高速Wifiを無料で使えるので、非常に便利なのですね。

またチェンマイはオシャレなカフェが多く、このMAYAモールのすぐ近くのニマンヘミン通りには24時間営業のカフェも含めて、多くのカフェがあります。だから、「C.A.M.P」に飽きたら他の周辺カフェでMacを開いてドヤ顔みたいなことも出来るわけです。

ただ一点難があるとすると、滞在場所です。このC.A.M.Pの周辺のホテルやサービスアパートメント最低でも3ヶ月の滞在が必須だったり、人気過ぎて空きがなかったりと見つけるのが大変なのです。僕の場合11月に行った時はMAYAから近いサービスアパートメントは上記理由で借りられず、結局徒歩15分ほどの場所にあるサービスアパートメントに滞在していました。

その場所も近くに「セントラル・デパート(Kad Suan Kaew)」という庶民的なモールがあったりして便利ではあったのですが、チェンマイの暑さを考えると毎日往復で30分かかるというのが問題でした。

それで、2回目の滞在の時はタイトルにある「The Bliss Hotel」へと滞在したのですがこちらのサービスアパートメントが非常に快適でした。

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写真はホテルのサイトから

まず部屋ですが、チェンマイのサービスアパートメントでは一般的な広さですが1人かあるいは2人で住むには十分すぎる広さがあります。ウェブサイトによると32〜35sqmらしいです。またベッドもクイーンサイズでマットも硬すぎず快適でした。

また場所についても、MAYAまで徒歩5分ほどで到着出来ます。その途中にもセブンイレブンや美味しい中華麺レストラン、ナイトマーケットがあって非常に便利です。

料金面ですが、こちらはチェンマイの安いサービスアパートメントと比べるとすこし高めなのですがそれでも1ヶ月滞在で11000バーツ(現在のレートで34000円程度)、この値段で週1回のシーツ交換と部屋の掃除が含まれています。

チェンマイでの海外ノマドを検討されている方は、是非この2つの組み合わせをご利用されてはいかがでしょうか?


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オンライン英会話のリンガルボックスを、企画、開発、運営まで全て行っています。ノマドをしながらどんなサービスを運営しているのか気になるという方、海外に行く前に英会話を習得したいという方、是非ご覧になってください。

ja.lingualbox.com

近所の人の作った料理を購入できる料理板AirBnB「MenuNextDoor」が面白い

海外スタートアップ

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最近TechCrunchで、MenuNextDoorというフード系スタートアップが記事になっていました。

techcrunch.com

このMenuNextDoor、自分が作った料理を近所の人に販売したり、逆に近所の人が作った料理を購入することも出来るというAirBnBの料理板とも言えるサービスです。

TechCrunchによると、これまでもこうした料理系のCtoCサービスはあったがほとんど失敗してきた中、AirBnBUberに代表されるGigエコノミーサービスに人々が慣れたこともあって、MenuNextDoorは上手く立ち上がっているように見えると伝えられてます。

現在はフランス、ベルギー、イギリスの3ヶ国で展開されており、ブリュッセルでは600人、パリでは300人の料理提供者が登録されており、11万人のユーザーが既に登録しているとのことです。大体メニュー当たりの料金は10ドル程度とのことなので割と家庭料理というよりはセミプロのような方が料理人となっているようですね。

TechCrucnhではMenuNextDoorは、下記の3つの点でアドバンテージがあると見ています。

1. MenuNextDoor自身で料理を作ったり、材料を調達する必要がない
2. 購入者が近所の料理提供者の家まで料理を取りに行くので配達コストがない
3. CtoCサービスなので、規模が大きくなれば料理人が増えより魅力的なサービスとなる。

ただ、現状は物珍しさがあって伸びている面もあるので、顧客は近所の家まで自分で取りに行くのではなく、家までデリバリーしてくれるサービスを選ぶかもしれない。今後MenuNextDoorにとっては試練の期間が待っているだろうというふうに締められてました。TechCrunchとしては面白いけど、成功するかは懐疑的ということですね。

僕がこのサービスで面白いな、と思うのはこのサービスがWebサイト上で"A social experience"、要は近所の人との関わりあいを一つメリットとして掲げていることです。

僕は住んだことないので分からないですが、パリやブリュッセルも大都会なので東京のように近所の人なのに全然知らない、かかわり合いがないという人が多いのではないでしょうか?

そういう点では、このサービスをきっかけにして近所の人と友だちになれるというのはとてもよい体験だなと思った次第です。

また現在は注文を1日以上前にしないといけない状態らしいですが、もっと料理人が増えてくるとその日すぐ食べたいと思った時にも注文が出来るようになってくるはずなので、そうなったら使いたい人も増えてきそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。CtoC×料理という切り口だと日本にもTadakuというサービスがあります。MenuNextDoorとはコンセプトが違って、在日外国人の家で開催される料理教室に参加出来るというサービスです。こうしたCtoCサービス面白いと思うので興味のある方は是非体験してみてはいかがでしょうか?